当初の予定では、煙体験と地震体験を実施する予定でしたが、消防署の都合により、119番通報訓練と模擬消火器による消火訓練を行いました。
119番通報の際は、まず場所を知らせること。住所がわからなくても周りの目印となるものを伝えることで救急隊員が現地に早く行くことができるそうです。
消火器を使う際には、(1)「火事だ」と大きな声で周囲に知らせる (2)集まってきた人に119番通報や手伝いを依頼 した上で、自分の逃げ道を確保してから消火にあたります。消火剤は、炎でなく火元に向かって噴射すること、消火器の作動時間は15秒で、その時間内に消えなかったり天井にまで火が及んだら、消火活動を中止してその場を立ち去ること、などを学びました。
他に消防署の方から天ぷら鍋で火災が起きた際の鎮火方法、東日本大震災に応援救助に行かれた際の体験および震災発生時の注意点などをうかがいました。防災のポイントは、「自助」、「共助」、「公助」だそうです。
ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした。
災害はめったに起こるものではなく、防災訓練は年に1度ですが、回数を重ねて防災への知識を身につけることがいざという時に役立ちます。次回以降の皆様の多数のご参加をお待ちしております。